電力大手の12月の家庭向け電気料金の見通し18日分かった。全10社が11月よりも値上げする見込み。石炭や液化天然ガスなど火力発電所の燃料価格の上昇が響く。全10社の値上げは5カ月連続。主要都市ガス4社も料金を上げる。
標準的な家庭の電気料金の値上げ幅は月額で、中部電力の55円程度が最大。東京電力が47円、東北電力が39円、中国電力が36円、関西電力が34円と続いた。北陸電力は18円となる見込み。ガス料金は東邦ガスと大阪ガスがともに46円、東京ガスが44円、西部ガスが34円程度の値上げの見通しとなるようだ。
中日新聞2018年10月19日の記事より抜粋